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映画#007

「博士と彼女のセオリー」

 

観ることを楽しみにしすぎて、

期待を悪い意味で裏切られたら嫌だなぁ、と

実は観る前に少し、他人の感想をネットで探していたんです。

 

 

 

そしたら、みんながみんな

 

「エディ・レッドメインの演技が〜」

 

しか書かないから…

 

 

「それはアカデミー賞でも明らかになってるけど、ストーリーは…?」

 

 

って、少し不安になってました。

 

 

でも、観たらみんながそう言う理由がわかりました。

 

 

 

エディ・レッドメインが演じたスティーブン・ホーキング博士ではなく、

 

 

まんまスティーブン・ホーキング博士を観ているよう

 

で、驚きました。

 

本人

 

 

映画

 

私が知ってるエディ・レッドメインはLes Misérablesのマリウスのみだったけど、

今回そんなエディ・レッドメインは感じられず…

 

本当に彼の演技は俳優として何点をあげればいいのかわからないくらい…素晴らしく衝撃的でした。

 

「なんで?

 

これ、エディ・レッドメインが、演じてるんだよね…?『演じて』るよね?」

 

って何度も何度も思ってしまうほど。

 

 

 

俳優の凄さを知りました。

 

 

 

 

この映画は、映像も美しくて、私は好きな作風だったんですけど、

映像美を追求する映画って、映画そのもののインパクトに欠けたりすることがあって、

映像「は」良かったよね、で終わることもたまにあるとは思うんですけど、

 

 

この映画では、映像美はありながらも、

彼のスティーブン・ホーキング色が強すぎて、

 

つまりは演技力がありすぎて、

 

特に「これが物足りない」なんて感じられなかったです。

 

強いて言うなら、

博士の理論の閃きや研究についてももう少し描いてほしいなとも思ったけど、

万人が観る映画として難しすぎず、そしてそこまで易し過ぎず観やすい映画だったと思うから、これでいいのかな、とも。

 

 

だから、

 

「私はスティーブンホーキング博士を絶大に尊敬している!彼の理論は素晴らしい!彼の全てを知りたい!」

 

みたいな人には、そういう点は物足りなく感じるかもしれないけど。

 

 

いや、でもこんなに主役を讃えまくったけれど、

エディ・レッドメイン含め他の俳優さん女優さんも、経年劣化をうまく表現しているし、

感情行動の表現がとても上手だったので、

エディ・レッドメインだけが浮いてしまっているようにも感じませんでしたね。

 

 

ストーリーはと言うと、

みんながそこについて触れない理由は、

ちょっと触れづらいだろうことと、

触れ方間違えると、ネタバレする恐れがあるからじゃないかな?と思います。

いや、本当のところは知らないけど。

 

ラブストーリーはラブストーリーだけど、

一貫した愛が描かれているのかというと難しいからね。

彼のWikipediaで経歴略歴観たりすればわかるとは思いますが(やめて!私は映画館で全てを知りたいです!って方は見ないほうがいいけど)、

私はスティーブン・ホーキング博士の愛の部分に関する事前情報入れずに行ったから、

「え?(笑)あ、そうなるんだ…」

ってなりました(笑)。

 

でも、自然と涙が出てくる場面が私には数度あったし、

彼や彼の周りの人物の素敵さを感じられたし、

なんだか勇気付けられることもあって、

ストーリー含めて好きな映画の一つになりました。

 

 

 

音楽と映像のマッチ感や完成度も好き。

主役始めキャスティングがとても素晴らしかったです。

 

 

奥深く人間味溢れるラブストーリーが味わい深く、後にもじんわり残る素敵な映画でした。

 

 

観ようかなって思っているなら観て損はないはずです。たぶん。