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自意識が邪魔をしてためらっていた私ですけれど、

考え

自意識が邪魔をして、
買いたい本が買えないっていうこと、ないですか。

まあ結局買えちゃうんですけど、
どうしてもレジで出すのが恥ずかしい。

 

参考書を買う時は「ここができないんだ」

美容本を買う時は「お前でもそんなの気にしちゃってるんだ」

自己啓発本を買う時は「怪しいものにとりつかれちゃって」

流行りの本を買う時は「あ〜、ミーハーなのかな」

とか…

 

いちいちそんなことを気にしてしまっていました。

 

でも、

本を買うって、その人にとって、

割と大きなことだと思うんです。

 

ちゃんと、何かに対する答えを求めているから、
本を買うわけじゃないですか。

必死で、本気で生きてるってことだと思うんです。

 

文学に触れるのも、実用書に触れるのも、

なにか得られるものがあって、

それが好きだから自分のものにするんでしょうし。

 

 

ま、でもやっぱり、

ある本を持っている、買う
=その分野を少しでも向上させたい
=そのことを気にしている/今の自分には足りていない

 

と、まるで「自分にはこんな欠点がありますよ」と

宣言しているようで、恥ずかしく思ってしまう節があります。

(彼氏が家にきて「こんな本持ってるなんて知られたくない」という思いがあるくらい)

 

 

一人で考えてもわからないことが数多とあるので、

いろんな人の意見を聞きたいし、

手っ取り早く自分のペースで手がかりをつかみたい。

 

確かに恥ずかしいことに、自分に不足していることがあるというのは事実です。

だから本にヒントを求め、答えを自分なりに見つける必要があるんです。

 

 

 

ここ最近でいうと、恋愛が結構自分を悩ませてくれて。

 

それまで似ている人、手に取るように気持ちがわかる…とまではいかずとも、

似ているところがある人と意気投合し、

お付き合いする流れになっていたかなと思うんですが、

なんか、もうここまで似ているところがないっていうのも初めてで。

 

だからこそ自分の見えない視点で物事を考えていて、

話しているだけで刺激になるし、

自分にないものをたくさん持っているからこそ惹かれたわけですが、

恋人の関係になるということは、

理解し得ないところをそのままにするわけにもいきません。

 

山崎まさよしさんのセロリに最近になって

心の底から感動するようになったんですが、

まさに、バックグラウンドも今まで生きてきた道も全部違うから、

それに男と女だし、

価値観の違いも好き嫌いも仕方ないんだけどさ。

 

だんだんその"違い"というものが

辛くなってしまって(でもこれは勝手に辛くなってるだけだとわかりましたが)。

 

でも、セロリが爆売れしてるくらいなんだから、

きっと同じように悩んでいる人はたくさんいるんだな、

と、恋愛指南書をいくつか求めるように本屋に行きまして。

 

めちゃくちゃ買いたい本があったんだけど、

 

「こいつこれで悩んでるんだ」って思われるのが恥ずかしい!!!

あと、「こんなの買うから重いんだよ」って知らない店員さんに思われたくない!!!

 

(だってたとえばセックスレスで悩んでいたとして、セックスレスの本を買うとかめちゃくちゃ恥ずかしくないですか?知らない人に「セックスレスです!!」って言ってるようなものじゃないですか)

 

と、立ち読みしつつ買うのを躊躇してしまっていたんですが、

書いたかった本が、ドンピシャで、

「ああ、私の求めてること書いてある…買うしかない…」

と心が叫ぶのです。

 

自意識との戦いです。

 

 

そこで思いました。

 

「その悩みに真剣になったからこそ、

こうして本を買うというほど、

ちゃんと悩みに向き合い、

それを自分の手で解決しようとしている」

自分がいるんだなって。

 

「辛いことがあっても、続かせたいからこそ悩んでるのだし、

乗り越えて、できるだけ長く一緒にいたいし、

そこまで思える恋愛を大事にしたい」

というのが、本を求めた自分の奥底にある気持ちでした。

 

「苦しい」から答えを求めるんじゃなくて、

「好きだ」から答えを求めている。

そこを忘れたらダメ。

 

これは恋愛じゃなくてもね。

 

何かの問題に対して、

諦めたくないから、本を買うんだなと。

 

 

その気持ちがあるだけで立派じゃないですか。

 

そう思ったら、気楽になって、

むしろ勉強熱心な自分が誇らしくなって

レジに向かいました。

「頑張るから君もよろしくねー!!」と本に思いをぶつけました。

 

過剰な自意識を抱えたまま買った本と付き合うよりも、

数倍もその本と仲良くなれた気がします。

 

 

思い一つで、

足取りは随分変わるものです。

 

そして、そう思って買った本は、本当に素晴らしかったです。

 

 

 

 

 

 

ここからは余談というか、

違う話なんですが、

ジョン・グレイ博士という人が、

「男と女は星が違うから基本的にわかりあえるもんじゃない」

っていっていて、私それからなるべくそう意識はしているんですが、

とはいえそれでもどうすればいいかわからないから、本屋に行ったわけです。

 

 

それまではそんなに気にしたことはなかったんですが、

そういえば、

女性の恋愛指南書が多く出ているのは目にするけど、

男性向けの恋愛指南書って、そうはなくないですか?あるんですか?

 

男性向けってもっと、「多くの女性にモテる方法」みたいな本な気がして、

「今付き合っている女性のことを理解しきれない男性が求める本」

ってあんまりないのかなって。

男性ってそういうので悩まないんですかね?

 

あと、恋愛の仕方が多様に認められてきたこの社会だけれど、

未だ同性愛での恋愛のお悩み解消本ってそんなに見かけないんですが、

やっぱり性別が同じっていうのは、

わかりあえることが割と多いから本を求めるまででもないのでしょうか。

もちろん衝突はあると思うけど、

「完全に理解できねえ!!」みたいなことは異性間恋愛より少ないのでしょうか。

需要はあると思ったんですが、まだまだ見かけない分、

外部の圧力と戦う方が今は問題なのかな…。どうなんですかね。

 

あ、あと、もし男性で本当にモテたい人がいたら、

モテるハウツー本より、

女性の恋愛本を読んで、

「女性はどんなことで悩むのか」を把握し、

そのツボをおさえてあげるのが一番いいと思います。

それが女性を攻略することだと思います、

そういう意味では男性は女性の悩みを知れる本がこんなに出回っていて、うらやましいなと思います。

まぁ自主的に勉強するそんな熱心な人がいたら、

恋愛でそんなに悩むこともないかもしれないですけれど。